ぼくの夢は「サッカー選手」でした。
いまだに夢見がちな33才。アンビシャスの石原です。
小学生のときにJリーグが開幕し、
その波に乗って「将来はJリーガーになる!」と卒業文集に書きました。(ちなみに所属していたのはソフトボール部)
そして、15才を迎えるころには「草サッカーでもいいかなあ…」と。
さとり世代でもないのに悟るの早すぎ!恥ずかしい。
あのころの未来にぼくは立っていませんが、
幸運にもぼくは、デザインというあたらしいフィールドを見つけることができました。
いまではデザインや編集などいろいろな仕事をしていますが、
この仕事を選んだのは、とある人たちとの出会いがきっかけです。
「いい出会い」は「人生を変える」と思います。
一人の人物との、一冊の本との、一本の映画との、一曲の音楽との、一面の景色との出会いが、
良くも悪くも今後の人生を左右することがあります。
アンビシャスで取材した人たちも口を揃えて言いますが、
「出会い」を「いい出会い」にするためには、打算的な考えをもたないことが大切。
「この出会いを利用すれば自分に大きなメリットがでるな。へっへっへ」とか、
そういうことを考えない。
純粋にその出会いを受け止めることが吉。です。
サッカー選手という夢を早々に見失い、
やりたいこともなく、登山と寺巡りにあけくれる生活をしていた18才のころ。
かつて康生にあった服屋さんで、ぼくはその人たちと出会いました。
つづく。