最近、草刈りをして痩せるというダイエットにはまっています。
どうも、アンビシャスの石原です。(ピークよりマイナス30kg)
前回からのつづきです。
かつて康生にあった服屋さんで、ぼくはどんな人たちに出会ったのか?
服屋さんで働いている人たちなので、
流行に敏感だったり、
巧みな話術をもっていたり、
チャラかったりしていたのはもちろんなんですが。
それ以上に、
いい意味で「あぁ。普通の人だな〜」という感じでした。
2000年代初頭、
メロコアやHIPHOPが流行り、ストリート系ファッションがブームを巻き起こしていた当時。
ショップスタッフと客の境界線は、良くも悪くも限りなく透明に近い感じだったように思います。
販売員から服を買うというより、地元のセンスいい先輩から服を買うという感覚。
だからぼくも、
普通に近所の兄貴的な存在だと思って気軽に接していました。
そして当時のぼくは、
大学に通いながら、まぁ、だらだらとした日々を過ごしていたのですが、
その人たちが突然「最近。自分たちで服とかデザインしてんだよね〜」という話をしてきたのです。
過去にデザインを勉強していたとか、そんな話を聞いたこともないし、
何を突然!チャラい!絶対にモテようとしているだけだ!
などと思ったのはもちろんなんですが。
それ以上に、
「この人たちにデザインができるなら…。絶対おれにもできる!」
という根拠のない自信がぼくに芽生えたのです。失礼な話ですがね。
つづく。
ちなみに、
アンビシャスで紹介している社会人の方達は、
みんな三河地区の高校を卒業して三河地区で仕事をしている人に限定しています。
何故か?
単純ですが「身近に感じるから」です!
仕事を身近に感じることって難しいことだと思います。
仕事を紹介する本やサイトを見てもなかなか実感が湧かない…
でも、もしそこで紹介されている人が、
近所の人や岡崎の高校を卒業している人だったらどうでしょう?
ぐっぐぐっと、その仕事が身近に感じません??
読者のみなさんに「その仕事を身近に感じてほしい!」という思いで、
あえてそんな制限をかけて取材をおこなっているのです。
だって、
例えば、ぼくが出会った服屋の人たちが、
NIGO(APEの人)とかジョニオ(UNDERCOVERの人)とかだったら…。
絶対にデザインを始めていなかったと断言できます。